「ジャンベ」 July 2005


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ジャンベ

 お店に並べられていると、必ずといっていいほど触りたくなる、とてもポピュラーになった楽器、「ジャンベ」のご紹介です。
ジャンベ 「膜鳴楽器」

 ジャンベは楽器の分類としては、膜鳴楽器に分類されます。膜鳴楽器とは張られた膜、あるいは皮の振動によって音が作り出される楽器です。一般にはドラム類を指します。
 今日、ドラムは世界中いたるところでさまざまな形で作られ演奏されていますが、もともとは魔術的、祭儀的にとても重要視されていました。
 膜鳴楽器はドラム型とミルリトン型に分類されます。ジャンベはドラム型にあたりますが、さらにその胴の形によって筒型、鉢型、枠型と分類されます。 ジャンベは筒型となりますが、さらに円筒型、円錐型・・・等分類され、その中のゴブレット型となります。
「ジャンベの歴史」  

 ジャンベはアフリカが原産とされ、ギニア、マリ、セネガル一帯に分布するゴブレット型の片面太鼓のことです。アフリカ原産の木をくり抜き、山羊の皮を紐で縛って張ったものです。 地域によって木の種類、皮の厚さは異なります。ケッシと呼ばれるジングルの付いた金属板を取り付け、シズル音を加える場合もあります。 その広い音域と乾いた音色は、アフリカ音楽の枠を超え、さまざまなジャンルで活用されています。ジンベとも呼ばれています。
 歴史を遡ると、13世紀かそれ以前に誕生したと言われています。宗教的背景も強く、収穫などの儀式の時の歌や踊りのリズムを取るための最も重要な楽器でした。 また、遠く離れた村落の間の通信手段としても用いられていました。
 が、ジャンベも時代と共に進化し、宗教色が薄れ、「楽器」としての個性を持つようになってきました。 日本では10年程前のレゲエ・ブームがきっかけでさまざまなジャンルのアーティストに注目され、ポップスやジャズにも取り入れられるようになりました。

 ジャンベが世界中に広がるにつれて、アフリカだけではなく他の国でも作られるようになっていきました。インドネシアでも作られていますが、 胴体にはマホガニーやチーク材等が多く使われており、皮の部分はウシの皮が使われています。素材の違いがそのまま音の違いになってあらわれてきます。 また、胴体の下の部分に彫刻やペイントされる物が多く、インテリアとしても活用されることがあるようです。                                                                                                                                                           
写真 ジャンベ April 2005 撮影    写真 ジャンベ April 2005 撮影   
写真 ジャンベ April 2005 撮影    写真 ジャンベ April 2005 撮影   
写真 ジャンベ製作過程 April 2005 撮影

引用文献 「楽器」マール社刊

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