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「月(LUNA)」
Junuary 2006
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「太陽」とともによく使われるモチーフが「月(LUNA)」です。日本でもかぐや姫伝説などがありますが、遠いメソアメリカでも月とウサギが結びついているそうです。
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「月の起源」
太陽に次いで二番目に明るい天体の月は、メソアメリカの思想でも例外なくウサギと結びついています。満月の表面には横向きのウサギが見え、さまざまな神話が月の神話について語っているそうです。
月のウサギについては、日本との類似性もありとても興味をおぼえるところです。また、月の排泄物が銀であると信じられていました。
アステカの神話に出てくる五つの太陽の中で、太陽と月は現在の時代の夜明けに際し、同時にテオティワカンで創造されました。ナナワツィンとテクシステカトルという二人の神が、集まった神々の前で
自ら生贄として火の中に飛び込むということに志願しました。
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テクシステカトルがためらったため、ナナワツィンが最初に飛び込み太陽となりました。次にテクシステカトルが続きもう一つの太陽となったのですが、神々はその輝きを曇らせるために、灰やウサギを投げつけて表面を暗くしてしまい、
月になったといわれています。
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「月のウサギ」
ウサギは鹿と並ぶ代表的な狩の獲物でした。このため、アステカ人はよくウサギを狩猟採集民チチメカ族と一体化し、またアステカの狩猟の神ミシュコアトルとも同一視していました。
しかし、古代メソアメリカではの宗教ではウサギは何よりも月のシンボルとして有名です。月のウサギの絵は古代の土器美術に広く見られます。
古典期マヤでは、月の女神は若く美しい女性で、よくマヤの月をあらわす象形文字の三日月にすわり、てにウサギを抱いています。
ここでもやはり月とウサギとが一体視されていましたが、満月時には特に月の女神と結びついていたそうです。
この女神の名前については色々な説があり、特定はされていないそうですが、太陽神とされているウィトィロポチトリの姉で、その行いが邪悪だとされウィトィロポチトリに殺されたコヨルシャウキだといわれたり、
出産と妊娠と豊穣をつかさどる女神のイシュチェルといわれたりもしていました。
現在でもマヤの人々の多くは、女性である月が夫である太陽と口げんかをした結果、曇らされてしまったと信じており、
月がこの口論の結果片目を失ってしまったとする伝説もあるそうです。
現在のサポテカの物語では、二人の孤児が神にされる前に蒸し風呂の建物から逃げ出し、それがのちの太陽と月になったとされています。
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引用文献 「マヤ・アステカ神話宗教辞典」 東洋書林
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